心理学の各分野
心理学は1879年にヴント(Wundt)が、最初にライプチヒ大学に心理学実験室を開いたことが始まりとされる。
学習理論
心理学の「学習」とは経験によって比較的永続的に行動が変化することを指す
オペラント条件付け レスポンデント条件付けなど
発達心理
誕生から死までの人間の変化 加齢による変化等を分析する
幼児心理学 児童心理学 青年心理学 老年心理学など発達段階によって区分される
計量心理
人間の心理状態や感情を科学的に計測する分野 感情の動きを心拍数や呼吸の方式、力の強弱等で感覚を測る
精神分析
オーストリアの精神科医 ジークムント・フロイトが創始。精神疾患の治療を目的に心を分析した。心のはたらきを根元である意識に見出し、無意識と呼ばれる意識下に抑圧された記憶や感情を表出させる(意識化)方法で気づきを求める。意識化した記憶や感情を受け入れることで症状を改善、軽減し心を分析する
ヒプノセラピーの基軸となる分野
比較心理学
男女、異なる要素を持ち合わせた同士の行動や要素を比較する。人ばかりでなく、ウイルスや植物や動物も対象とする。それぞれの進化や心理などを研究する
臨床心理学
1896年 ペンシルバニア州立大学に心理学的クリニックが設けられ、ウイットマー(Witmer)により臨床心理学(Clinical Psychology)という名称が使われた。
ウイットマーの心理学研究と治療法を「精神分析学(Psychoanalysis)」とした。「ヒステリー研究」を出版する
行動的アプローチ
刺激に対する反応、行動の仕方があるのかを観察する。行動の歪みや変化をみる方法。データに対して客観的に判断をし、内的な要因に原因を求めない。行動のパターンに取り組む
認知的アプローチ 刺激を得てからの反応の過程を内的な要因にみて、それらの情報処理を判断する。内的な感情や思考が行動に影響する過程。認知つまり内的な要因に取り組む