ヒプノセラピー うまく入れないとき

セラピーを受ける人がリラックスしている状態で、セラピストが過去へ時間をさかのぼるように

暗示誘導を行います。通常は時間を遡るプロセスを経て、時間をかけて時間退行します。

強い緊張や、根強い心の傷がある場合は、抵抗になって現れることがあります。

この時、セラピーを受ける人に抵抗があり、前世体験に抵抗や違和感が生じた場合は無理をせず、別の場面でリラックスできる状態に導きます。
代替のセラピーとして、比較的浅い意識で行う「イメージヒーリング」に変えて行う場合もあります。心の疲れや葛藤が激しい時には、脳も疲れています。
前世やインナーチャイルドを体験したいけれど、体がついていかない時もあるでしょう。その場合はまず、心の状態を安定させ、イメージヒーリングで脳を癒します。
一度に深いレベルまでの癒しが無理な時には、ゆっくりと段階を経て進むようにすれば、次からは前世体験が可能になります。

リラックスが深くなると共に様々なイメージが浮かんできたり、別の世界や別の時代に生きている人の感覚や感情などがとてもリアルに感じられたりと、ヒプノセラピーセッションでは普段の自分には想像もできないような体験をすることもあります。
そして、なぜ、過去のその時のことが出てきたのかというと、今の自分に何らかの関係があるからです。
過去のその時と今の自分とは、同じ波長で結びついていますので、ヒプノセラピーで深い意識を探った時にはそれらを意識し、感じやすくなります。